50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-06-19 小さな一歩

学習においては、ちょっとしたことでもずいぶん時間がかかることがあります。最近になってようやく逐次訳出の途中に講師に目を向けることができるようになりました。

ノートにしがみつくようではまずい。そう思って前を見ようとするのですが、いざ訳出が始まるとそんなことを忘れてしまうんですね。まずは機械的でもいいから1回は頭を上げるようにしました。これを続けていると少しずつ出来るようになってきます。ノートの用紙のまん中に前もって赤字で
「頭上げ」
と書いておくのも一つの手です。ページをめくるとそれが出てくる。

前回の授業では指名されたときの 70% くらいは複数回視線を前に送ることができたはず。
「講師が難しい顔してるなー。やっぱ訳がまずいのかな」
「あー、講師が何かメモしてる。やだなー」
こんなことを考えるようにもなりました。

「(眼前の)この人にわかってもらおう」
という姿勢で通訳するのは大切だと思います。声に暖かみが加わり、勢いが生まれます。顧客の反応を見るためにも必要ですね。

逐次ではありませんが、通訳者が生き生きと訳出する姿をとらえた動画がありますので再度紹介しておきます。音楽もいいですね。
Interpreting- Give Me The Words