50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-05-30 日本語のリテンション

通訳学校で逐次通訳の精度を向上させる練習をしています。

以前にもこのブログで書きましたが
・抽象的で
・身近でない
内容だと難しいですね。

そんな例を1つ。日本語です。1回読んで内容を日本語で正確に再現できたらすばらしいと思います。
懇談会は集団的自衛権のほか、国連の集団安全保障のもとでの自衛隊武力行使憲法の制約はないと解釈するよう、政府見解の変更を求めた。
朝日新聞社説 2014-05-16)
「懇親会は・~と解釈するよう・見解の変更を求めた」
という、構造が難しい文ですね。そして構造に加えて内容語も高度。「ふんわりと」訳すと大きな誤りを招きそうです。

実際の通訳でこんな原稿を読まれたら私はノートも取れず、ひとたまりもありません…。でも、だいじょうぶ。こんな通訳の仕事はそうそう回ってきません。足下の課題にしっかり取り組むだけです。