50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-05-19 良い学期になる予感(1)

インタースクール東京校は昨年(2013年)に通訳道場という高密度型の講習を実施しました。今になって思うのですが、これが2014年4月期に設置されたプロ速成科の先行実験とも呼べる試みだったのかもしれません。

通訳道場説明パンフレットには
「成績優秀者にはインターグループ通訳者としての道が開けます」
という記述がありました。私はとても成績優秀と言えない状態でしたので、道が開けることもありませんでした(客観的に見て「使える通訳」ができない)。学校側は機会を十分に用意してくれたのですが、受講者である私が成果を出せなかっただけです。しかし、この過程で少人数型・集中型の訓練は効果的だと感じることができました。

ですから、プロ速成科の開設を知ったときには受講を検討しました。

「敷居の高そうな講座にあえて参加する人は意識が高いはず」
とも考えました。受講者の熱意・やる気は授業の成り行きに大きな影響を持つと思います。

ものには時期があるといいます。
For everything, there is a season.
何年訓練を続けるとモノになるのかはわかりません。その日は来ないかもしれません。ですが、できるうちにできるだけのことはしようと思いました。

本稿つづく。