50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-03-17 苦しみ中(1)--進級は夢のまた夢

インタースクールの 2013年10期(2013-10~2014-03)が終了しました(補講があと1つ残っていますが)。

よくばって 会議通訳本科3 と IR通訳コース2 とを受講しました。初めのうちはなんとかなっていましたが、後半は予習・復習を徹底するのが難しかったですね。会議通訳本科2よりもはるかに手応えがありました。

今期はどちらも進級判定はなし。インタースクール用語の「S」です。super じゃなくて stay ですよ。

講中に自分の通訳について
「商品になるまでの道ははまだ遠い」
と感じました。特にIR2にはみごとな訳を出す確率が高い仲間が複数いて、まぶしさを感じるほどでした。
「そうか、あのように伸びていかねばならぬ」
と思いました。


いままでの受講でも自分の問題点を種々感じてきましたが、さほどボロが出ずに進んできたのかもしれません。今回は優秀な仲間と自分との訳出の差をはっきりと感じ、課題も明らかになってきました。

一枚上手の仲間と同じ教室に座るのはとても良いですね。身近な手本がそこにいる。会議通訳本科3でもこんなことを感じるのですから、4では、そしてプロの世界ではさらに新しい展望があることでしょう。前に進んで丘を越えないと新しい景色は見えてこない。

(本稿続く)