50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2014-01-20 通訳学習会 第2回

2013年11月23日の JAT InterpretJAPAN(日本翻訳者協会 通訳者情報交換会)の懇親会で多くの方とお話することができました。

そのときの仲間が通訳学習会の発起人となり、先月(12月)に第1回、今月(1月)に第2回の活動をしました。

発起人のお話では以前から学習活動を考えていて、JAT会合に参加したのは学習仲間の「ナンパ」も目的だったとか…。

参加するのに都合の良い学習会がなければ作ってしまおう!という姿勢がすばらしいですね。If you build it, they will come です。

どのように進めるかをいろいろ試していますが、前回・今回では発起人さんがすばらしい日→英の材料を用意し、大きな収穫がありました。


通訳学習を仲間と行う話はあちこちで聞いていましたが、実際に参加してみると投資効果(費用・時間)が非常に大きいことがわかりました。

【厳しい聞き手が存在する】
訳出を始めると参加者の耳と目とが一斉に通訳者に向けられます。この「オンステージ感覚」は学校の教室でもなかなか味わえないですね。緊張をうまく乗り切る格好の練習になります。

【良い案がたくさん出る】
自分で訳すとなかなか思い通りになりませんが、他人の訳を聞いていると実に良い訳の案を思いつきます。リラックスして話の大局をつかめるからでしょうね。この
「高みの見物効果」
から得られるフィードバックや訂正、提案による成果は実に大きいですね。

【要改善点の指摘は意外に簡単】
先生役が不在でも、通訳者の依頼者の立場でお互いを評価するのは意外に簡単です。
「訳の開始が遅い!」
「ノートにしがみついている…」
「話がよくわからない」
「大切な語が抜けた」
「元発言ではそこまで強くは言っていない」
などなど。発言自由の「安全な空間」宣言をして、誰でも何でも思ったことはとにかく口に出してみます。


会場が新宿でしたので、活動後の昼食で懐かしの「随園別館」に行きました。30年近く前によく通った店ですが、名物の水餃子や合菜戴帽は変わらぬ飾りのない味でおいしかったですね。初代は台湾から来たそうですが、元は山東省の人だそうです。小麦粉や羊を使った料理がおいしいわけです。