同時通訳は楽器演奏や運動などと同様、技能としての要素も大きいと思います。日常生活には縁のない
「聞きながら話す」
ということからして普通ではありません。
こうした技能の練習に必要なのは少しずつでも良いから毎日欠かさず取り組むこととされています。バレエやオペラ、ピアノの教授でも毎日の練習が重要だと強調されていますね。新しいことでも練習を続けることで慣れ、「あたりまえのこと」に転換していけるのでしょう。
一度にあまり長く(大量に)練習しても効果が薄く、場合によっては害にさえなりそうです(体が「変なこと」から自らを防衛しようとして?)。
練習して、何か新しいことを試して、また少し練習して、今日はおしまい、また明日。睡眠も技能の習得に関係あるとか…。