私の個人的感覚では、このクラスで中位以上であれば、通訳の場面では通訳訓練を受けていない「英語ができる人」と差が付いてくるといったところでしょうか。人前に出せるかという点ではまだまだで、報酬を受ける通訳にも距離がありますね。
会議通訳本科 II には英語運用能力を高めることが目的で、通訳業務を考えていない受講者もかなり多いようです(数10%?)。
このブログでも何度か書いてきましたが、一つ上の会議通訳本科 III でクラスの数が半数になります。つまり、本科 II で通訳訓練を離れていく人が多いということなのでしょう。このあたりが「第1の関門」かなあ、という気がします(まあ、学校に通っている間の関門なんてかわいいものなのでしょうけど)。
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参考:在東京 大手各校の開講数(1週あたり)
インタースクール
会議通訳本科 IV | 1 |
会議通訳本科 III | 4 |
会議通訳本科 II | 8 |
会議通訳本科 I | 9 |
準備科 | 2 |
アイ・エス・エス・インスティテュート
同時通訳科 | 1 |
プロ通訳養成科 3 | 1 |
プロ通訳養成科 2 | 2 |
プロ通訳養成科 1 | 4 |
基礎科 | 4 |
入門科 | 5 |
準備科 | 4 |
サイマル・アカデミー
ワークショップ | 隔週 | |
同時通訳科 | 1 | |
通訳科 | 2 | |
入門科 | 3 | |
準備科 | 8 | 選抜なし |