50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2013-08-28 過去の遺産のおかげ、を過ぎたら

企業勤務で会計・人事労務・国際契約・システム開発などを経験してきたので、通訳学校の教材の内容については
「こんなの知らないよー」
というものはほとんど出てきません。電子回路や自動車・航空機の構造にも趣味雑学の範囲なら親しんでいます。

Toastmaster 活動や企業内研修の講師もしていましたので、人の前で声を出すのもさほど苦になりません。

ですから、通訳学校に通い始めると(英語の力が同じくらいの)若い仲間たちよりは「物知りおじさん」として若干有利なスタートではなかったかと思います。

しかし、訓練によって進歩する速度は年齢のために遅いのですね。昔々に体験した
「慣れてきたら急速に伸びる」
という現象はおそらくやってこない。そのことを淡々と受け止めて練習を続ける必要がありそうです。

その一方、一年前よりは通訳に慣れてきたのも事実です。以前だったら黙り込んでしまうような場面でも今ならなんとか切り抜けています。

落ち着いて訓練を続けるのが大切ですね。一喜一憂せず、
「ひたひたと」
歩む。そのうちに少しは高台に至って、新しい景色が見えてくることもあるでしょう。