逐次通訳の地味な練習を増やそうと思ったのですが、なかなかできないものですね。場所と時間との「型」ができていないとずるずるっと時間が経ってしまって…。
部屋代の安い公共施設で学習会を開くのもいいなあと思います。
他の学習者とペースを合わせる手間が生じますが、なにより仲間がいると励みになりますし、言い訳を排除して準備・参加するようになるという利点は大きいはずです。
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音声教材を流してノートを取り、きちんと声に出して訳す。単純なようでなかなか負荷の多い練習です。
「ありえない…」
というほど聞き取り自体が難しいときもあります。
「いつ切れるんだよ~」
と、ぞろぞろと続ける話者もいます。
「これと、あれと、あ、次は何だったっけ?」
となってしまうほど整然と、しかしぎっしりと情報を詰め込む話者もいます。
一度は
「現時点でのベスト訳」
できちんと出しておくようにしています。聴き直したり悩んだりしても、
「やればここまでできる」
という品質。そして時間をかけずにこの品質に近くなるようにする。
耳を澄まし、心を澄まして聞いていきます!