その国(言語)で共有している知識って、やっかいですね。
日本なら、二宮金次郎といえば貧しくとも勤勉な感じだし、遠山の金さんなら豪放でしょうか。ドラえもんやサザエさんもおそらく全年齢で理解されますね。
同じ表現に異なった場面で出会うことが続きました。
1 Goldilocks
英語圏の童話が元のようです。BBCのニュースで
「インフレ率が高くもなく低くもなく、失業率が高くもなく労働力不足でもなく、消費性向が高すぎもせず低すぎもしない」
といった文脈で使われていました。CD付き書籍「世界を動かすトップの英語」ではカリフォルニア大学の Laura D. Tyson 教授が使ったとして登場。
Goldilocks principle
2 Catch-22
これはあちこちで見かけますね。Joseph Heller のベストセラー小説 Catch-22 が元になっていて、
「通訳者として仕事をするには通訳の経験が必須だ」
(じゃ、最初の仕事はどうやって取るの?)
といった状況を表すときに便利です。
Catch-22
"a problematic situation for which the only solution is denied by a circumstance inherent in the problem or by a rule"