50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2013-02-05 しぶとくいきます

インタースクールの講師に勧められた英文リプロダクション(英語音声を聞き、再生を止め、口に出して再現する)をできるだけ毎日続けています。いいかげんにならないように量は少なめにして集中力を高めるようにしています(それほどたくさんできない、というのが本音です)。

通訳という複雑な精神活動のうち、最もナゾの多そうな言語の変換そのものの訓練ではないのですが、通訳技能に直結するのだろうなという気がしてきました。

なぜなら…

日本語の音声を聞いてリプロダクションすると多岐多様な内容の材料でもかなりの長さを再現できます(一言一句正確かはさておき)。私の場合、英語だと再現の質・量共に日本語にかなり劣ります。つまり、外国語のハンディキャップがはっきりと存在するんですね。

通訳では二言語を扱いますから、外国語の難しさはなるべく減じておくことが必要なはず。

果たして練習で保持・再現の力が伸びるかどうかはわかりませんが、しばらく続けてみようと思います。「側方支援」として英語ラジオ放送を聞き、総合誌を読んでいます。

私の場合、「しばらく」は年の単位で考える必要があると思っています。中国語の発音を個人教授で習っていたとき、母音1つ1つに2ヶ月、3ヶ月の時間がかかりました。「これは永遠にできないのではないか」と思っても、できるようになるときにできるようになるのですね。