50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2012-09-21 地道に逐次練習してます(録音して)

日英の逐次をなるべく毎日練習しています。

ねらいは次のような点です。
・ノート取り技能の向上
・数種類の訳を検討
・発音やアクセント、単語間のつながりの改善

時間を多く使えない場合には、毎回の訳出で何を練習したいかはっきり意識して取り組むことが大切なのだろうと思います。

最終的には自分の問題を全方面で解決したいのですが、
「とにかく良い訳出をしたい」
だけでは練習が難しすぎますね。課題は小分けにして片付けていくのが良いのでしょう。多くの場合それほど簡単には「片付」かないので、次回に持ち越しとなるわけですが…。

受験勉強の思い出からか、私や周囲の人たちは外国語の学習でも通訳の練習でも「出題に答える」という行動をとってしまいがちですね。

実際には答えを出してからの練習が大切なのだと思っています。ノート取りも同じ材料で何度か試してみる。手の動きはゆっくりでありながら迷わず止めず。呼吸は深く。体の緊張を解いて。

訳出はすべて録音して癖をメモします。私の場合、主語と動詞との間に不自然な(短い)ポーズが入ってしまうことがあります。ノートを見ながらあわてて翻訳(サイトラ)しているからかもしれません。まず一息入れて「コレでいく!」と決めてから訳出するほうが良いのかなと思います。いちばん良いのはノートを取る時点である程度「作戦」ができていることでしょうか。

この点で Hi Career の やりなおし!英語道場上谷覚志さん)の記事「逐次<同通・ウィスパリング???」は示唆に富んでいます。
逐次だからゆったりと聞き、聞こえたものをとりあえずメモにとり後で考えよう的なやり方では、当然逐次は無理です。聞いた瞬間に情報を処理していくプロセスは同通も逐次も同じで、違いはそれをすぐに言葉に出すか、それともメモに残しさらに洗練された表現、よりわかりやすい論理構成で訳出するかだと思います。