50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

通訳

2020-04-05 長くなるだろう

コロナウイルスの感染流行で私の通訳の仕事はほぼなくなりました。通訳者であまり影響を受けていないのは日本に居住する外国人の通訳を担当する人(主に社内通訳者)と放送通訳者くらいでしょうか。 ▼仕事の予定がまったくない手帳を見ると、勤めていた企業…

2020-03-28 久しぶりの仕事

コロナウイルス伝染防止のために・外国からの訪日者がいない・会議室に人が集まる機会がごく限られるという状態です。 このため通訳者が現場に出向く形の通訳業務は激減しています。会議通訳(会議場で行う国際会議)の仕事はほぼ消滅しています。 私の場合…

2020-03-15 遠隔会議システム Zoom

Zoom 本格利用初体験というお話です。 ▼2020年3月、一般社団法人日本会議通訳者協会(JACI)がオンラインセミナーを集中開催しています。コロナウイルス感染対策で仕事が減ったり子供の世話で在宅時間が多くなることもあるでしょう。そうしたときに「通訳者…

2020-03-07 新しいものはあるか

通訳を提供するという市場に参入する場合に、市場そのものを拡大する方法はあるのだろうかというお話です。 ▼ドトールコーヒーショップが店舗展開する前には誰もが「日本には喫茶店はたくさんある」と思っていました。 そして低価格・そこそこの品質・手軽・…

2020-03-05 下方弾力性

仕事が減っています、というお話です。 ▼コロナウイルスの影響で中止になった通訳業務の数が今年 2020年の累計で9件、13日分になりました。三月からしばらくは業務件数は大きく落ち込むと思います。 通訳産業と言ってもいろいろな形態・市場があって一律に冷…

2020-03-01 あせってもしかたがない

わずか数日少ないだけですが、2月が去るのは早く感じます。 ▼コロナウイルス蔓延を懸念して会議の延期・中止が多くなりつつあります。 今年になってからいままででコロナウイルス対策のために中止になった確定通訳業務は計6件、11日分です。さらに増える…

2020-02-28 ひやりとしよう

「できるひとはできちゃう」というお話です。 ▼やや急な呼び出しで通訳の現場に向かいます。ひょっとすると担当することになっていた通訳者さんの都合が急に悪くなったのかもしれません。 同時通訳で社内通訳者さんと組みます。 訳を聞いてびっくりです。な…

2020-02-22 直接契約のときに気をつける点

おすすめはエージェントと自分との契約書をよく読んでみることでしょうか。 ▼ 自分が契約者(幹事)になり他の通訳者を動員するときには他の通訳者の管理責任が生じる。自分が現場にいないときには再委託に当たるので発注者との打ち合わせの初期に他の通訳者…

2020-02-20 乗り切った

私にとっては大きい通訳プロジェクトを収めたというお話です。 ▼どんな仕事にも「わらしべ長者」現象って起こると思います。以前に通訳者仲間から 私が日程上担当できないこの仕事、代わりに行ってくれませんか と言われて直接契約で通訳を提供したことがあ…

2020-02-15 たまたまうまくいっていただけ

山もあれば谷もあるというお話です。 ▼今年(2020年)の1月は業務量が少ない月になりました。2月・3月とまずまず順調な予約があったので少し安心したのですが、雲行きが少し怪しくなってきました。 数日間連続の業務が2件なくなりました。自分で作った E…

2020-02-10 偶然にびっくり

不思議と一致することがあるというお話です。 ▼通訳者仲間に届けるものがあって近所の宅配便集配所に行きました。カウンターの端末で送り状情報を入力したらメールが着信。なんと宅配便を送る相手です。メールの内容は別件。偶然に驚きました。 ▼この前日に…

2020-02-09 自営業通訳者の良さ

企業勤務をしたからより強く感じることもあるというお話です。 ▼自営業通訳者として仕事を始めて5年半。商売替えしてしみじみ良かったと思うことがいくつかあります。 自分で何でも決めていけること。引き受けたくない・引き受けるべきではない仕事を断れる…

2020-02-08 さえないときもあるが

なんとなくうまくいかなくても、やがてなんとなく好転する。ただし違ったところで、というお話です。 ▼仕事以外のことで不要なおせっかいをしてしまってやや落ち込みましたが、仕事では連日良いパートナーに恵まれてお客さんにしっかり価値を感じてもらった…

2020-02-03 ようやく

確定申告で税金が還付されるのではなく払う側に至った、というお話です。 ▼企業勤務を終えた翌年の年収はわずかなもので、年税額は 0円でした。「待ってろ。また支払う側になるから」と思いました。 通訳専業になってしばらくの間は確定申告で税の還付を受け…

2020-01-30 なんとなくすっきり

繰り返しの仕事に行くと落ち着くというお話です。 ▼年間の業務をまとめて予約してくださるお客さんもあります。年末年始休みをはさんでの仕事だったのですこし間が空きました。 雨がちの朝ですが、最寄り駅を降りて歩き出すとなんだか元気が出てきます。繰り…

2019-01-29 流れ始めた。しかし。

仕事の照会がどんどん入り始めたというお話です。 ▼2020年1月の業務量は少ないのですが、その後の照会が動き始めたという気がします。 しかしそんな時期に新型コロナウイルスの伝染が大きな話題になっています。約17年前の SARS 感染のときには東南アジアに…

2020-01-26 1月はゆっくりと

仕事の数が少ない月になったというお話です。 ▼2020年1月は売上が少ない月になりました。 2017年 全日11件 半日4件 2018年 全日13件 半日1件 2019年 全日10件 半日2件 2020年 全日 1件 半日11件 こうして内容まで見ると原因がわかります。出かけた回数はさほ…

2020-01-18 大きく失速した1月

何でもあたりまえだと思っていてはいけないというお話です。 ▼2020年1月の月間売り上げがこの数年間で最低になりそうです。いままで連続成長だったので、なんとなく今年もうまい具合に始まるのではないかと思っていたのですが…。 待ち受け型の仕事ですから、…

2020-01-12 そんなに格好良いものでもない

航空客室乗務員と通訳者。共通点がありそうです。昔は「すごい・かっこいい」と言われた職業で、今はさほどもてはやされないという点で。 ▼通訳者は専門サービスを提供して報酬を得ます。これは医師、保育士、タクシー運転手、弁護士、電気工事士などと同じ…

2020-01-10 仕事始めは段階的

2020年の仕事始めは 1月6日 月曜日に一斉というわけでもなさそうというお話です。 ▼今年の1月は仕事の予定がなぜかあまり入らず、予定表に空白が目立つ状態で年を越しました。昨年 2019年12月20日に仕事をして、次の業務予定が 1月16日。かくも長き休暇とい…

2020-01-05 勇ましい掛け声は何かがかみ合っていないから

勇ましい決意表明は「絶対にごみを捨てないでください」という看板に似ています。問題はそこにあるが、改善の見込みが薄いという点で。 ▼片づけをしていて2010年からいままでの手帳を手に取って今に至るまでを思い出していました。2011年から2012年には精神…

2019-12-31 いろいろなことがあった

今年は特にいろいろなことがありました。実は…、というお話です。 ▼今年の3月で通訳業を始めて丸5年になりました。ちょっと意外な経路で仕事を引き受けたりエージェントに登録することが続きました。 理由は非常に単純で、「仕事量が増えるにつれ他の通訳…

2019-12-30 通訳者最強の営業ツール

仕事を招く活動のお話です。 ▼ブランド確立や(営業活動とは違う狭義の)マーケティングも大切なのかもしれませんが、もっと身近で重要な活動もあると思っています。 初めて取引をする顧客から直接発注をいただくことが最近続きました。きっかけは同じです。…

2019-12-24 鈍感と敏感と

鈍感でありながら敏感であれ、というお話です。 ▼通訳音声を聞く人に決して伝えてはいけないのは「通訳者が何かを探そう・読み取ろうと苦労している気配」です。元の発言にないものは何であれ加えてはいけないのですが、そのなかでも「迷い」は特に避けるべ…

2019-12-21 心の中の小鬼とつきあう

自分の考え方に癖・傾向はもちろんあるけれど、それを意識しておけばよいのではないかというお話です。 ▼会社勤務を28年してから全く異なる仕事を始めました。被雇用者 → 自営業者事務職 → 専門サービス職 あせってはいませんでしたが、それでいながら「少し…

2019-12-20 通訳の評価はだれがする

「評価」の種類によるというお話です。 ▼顧客の求めに応じて通訳を提供して報酬を得るのが職業通訳者ですから、顧客の評価がまず第一に大切です。対価に見合った通訳が提供されれば満足し、類似の場面が今後出てくれば再度発注してくれることでしょう。 ▼い…

2019-12-19 同時通訳の難しさ

時間が足りない故の難しさってあるな、というお話です。 ▼しばらく逐次業務が多かったと思ったら一転して同時通訳が続きます。同時通訳は一本調子というわけにはいかず、数分の間にも濃淡があります。通訳者が危ういところこそお客様としては通訳者が頼りに…

2019-12-16 イヤフォンとの意外な別れ

こんなこともある、というお話です。 ▼同時通訳ブースでおなじみの BOSCH 社の DCN-IDESK 卓上ユニット。イヤフォンを側面に差し込むのですが、講演が終わって立ち去ろうとしたらプラグが抜けません。イヤフォンジャックの中で何かが「ささくれ立った」よう…

2019-12-15 忘年会

少しずつの積み重ねはいつのまにか大きくなっているというお話です。 ▼通訳エージェントからお誘いを受けて忘年会に参加しました。おいしくて楽しい集まりになりました。 参加者は十数名で、そのうち初めて会う方は4人。過半数が何らかの形で接点があった方…

2019-12-10 深層インタビューの通訳

ちょっと変わった通訳業務のお話です。 ▼市場調査(market research)や商品開発で消費者・利用者の意見を聞く手法に深層インタビュー(in-depth interview)があります。聞き取り担当者と参加者とが一対一で個室で対談します。くつろいだ私的な環境を作り出…