50歳で始めた通訳訓練

通訳者のブログ。会社員からフリーランス通訳者に転身。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2018-04-10 恥ずかしい思い違い

動詞 bolster の使い方を確かめようとして辞書を引いて発音記号にびっくり。てっきり pot の o の音だと思ったら diphthong だったのですね。通訳でこの単語を使う前でよかった…。

gradation も日本語の「グラデーション」から私が勝手に抱いていた感じとはちょっと違ってました。英語の gradation は定規の目盛りみたいな感じなのですね。完全に連続した変化ではなく、細かい段階がある。デザイナーなどの専門家は英語本来の意味でとらえているうようですが。

こんなさえない思い違い、他にもきっとあるんだろうな。気づいていないだけで。こまめに辞書を使う習慣があるのは良いことですね。


我は咲くなり。

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2018-04-08 第1回 JACI 同時通訳グランプリ

以前にもこのブログで紹介した日本会議通訳者協会の学生・新進通訳者向け同時通訳コンテストの詳細が発表になったようです。

審査員の顔ぶれを見て驚く方も多いのではないかと思います(驚かなかった方は通訳学校の先生に「この人たちって、どんな通訳者?」と尋ねてみてください)…。

第1回 JACI 同時通訳グランプリ

原不二子さんと鶴田知佳子さんとが審査員席に並ぶという光景はめったに見られないのではないでしょうか。審査員には通訳エージェントの社長や部長も数名。

通訳は顧客に聞いてもらうためのもの。それに極めて近い安全な環境(訳が止まったってかまわない)で通訳できるのはなかなか良い機会ではないか、と思います。

通訳翻訳WEB の記事

 


Japan Times に広告も出ました。

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2018-04-07 疑問が解ける

しばらく会っていなかった友人と少しゆっくりと話をすることができました。

いろいろと情報交換をして、お互いにそれぞれの疑問が解けました(相手に対する疑問ではなくて)。

後になってわかることって、いろいろあるものです。それだけに日常のさまざまなことに心を配って対処していくのは大切だと思います。


パキスタン料理店でマトンビリヤニ(炊き込みご飯)とライタ(ヨーグルトサラダ)。

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2018-04-06 同時通訳の練習

英語ラジオのニュースを使って同時通訳の練習をしました。なかなかうまくいかない素材に出会ってしまい、数日間同じところを練習することになりました。

原稿を読んでいるようで、語りが速い。冗長な部分がないので相当がんばっても追いつけなくなりがち。

こんなときはどうすべきか。


楽器の演奏の練習では
「同じところでひっかかるのなら、同じ練習を続けるのはひっかかる練習をするようなものだ」
という指摘があります。つまり失敗を強化してしまうということ。

こんなときには取り組み方を変えるのも一つの方法かもしれません。

  • 思いきってしばらく聞き流し、要旨を訳出してみる
  • 何度か練習し、内容が頭に入ったところで遅れないように全力で訳してみる
  • 他の素材に移り、しばらくしてからこの素材に戻ってくる

どれが正解ということはないと思っています。まず「間違うための練習」「置いていかれるための練習」から離れる。

同じ素材を何度も繰り返して記憶するまで練習するのも意味のあることだと思います。少なくともその素材は訳せるようになる。そうすれば類似した他の音声にも対応できるようになるのではないでしょうか。

楽器の基礎練習に音階練習があります。たとえばハ長調の12の音をさまざまな順列で組み合わせて練習する。そうすればハ長調の曲で出会う音のつながりはほとんど経験済みということになります。英語や日本語の学習にも似た側面がありそうです。


同時通訳の練習場所も春一色になりました。

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2018-04-03 南アジア料理部 活動

神奈川県相模原市上溝にあるバングラデシュ料理店「ライサ」の昼食会に参加しました。

この店も「インドカレー」を看板に掲げていて、多くのお客さんは各種カレーとナンとを食べています。鶏と卵のような関係かもしれません。バングラデシュ料理(ベンガル料理)を前面に出さないから客は食べない。客は知らないから注文しない。

仕事場が近所の南アジア料理愛好家が連続して通って店主からいろいろと話を引き出し、予約してベンガル料理を作ってもらいました。

ベンガル風ダル(豆のスープカレー
・チキンロースト(婚礼など、特別なときに作る仕様で)
・テハリ(ベンガル風マトンビリヤニ
・ベグンボッタ(ナスをマッシュしたおかず)
・ストゥキボッタ(干した小魚のおかず)
・野菜のおかず(じゃがいも・にんじん・カリフラワーなど)

食べ始めると止まらないおいしさです。

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