50歳で始めた通訳訓練

会社員からフリーランス通訳者に転身。同時通訳ブースに入り、通訳学校の講師に。以下のユーザー名をクリックするとプロフィール表示に進みます。

2017-05-04 標準偏差(Excel 関数)

今年(2017年)になってから毎月の受注高が安定傾向を示しています。

2015年・2016年にはかなり乱高下がありました。

マイクロソフト・エクセルの関数でばらつきを数値化してみましょう。

1月~5月(見込)の範囲で月別売上額の標準偏差を求めました。

2015年 174,596円
2016年   87,973円
2017年   74,493円

2015年は月によってかなりの相違があったことがわかります。標準偏差が 17万円っていったい…。

また、受注の絶対額も増加基調です。2015年を 100 とすると、1~5月(見込)で

2015年 100
2016年   98(長期出張業務が終了)
2017年 130


安定して仕事の依頼があり、増加傾向を示していることは喜ぶべきことですし、密かに誇りにしてよいことだろうと思います。
「次は(あの通訳者は・あのエージェントは)やめておこう」
と顧客が思ったらこうはならないはずですから。

 


顧客近くのパスタ専門店で ウニ・イカ・明太子。炭水化物をしっかり摂取してしまいました。

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2017-05-03 通訳者が仕事を得るには

マーケティングだ、自分ならではの強みだ、他人が参入してこない分野だ、等いろいろな声もありますが、通訳者として仕事を安定して取っていくには

・顧客の期待を裏切らない
・エージェントの期待を裏切らない
・同席通訳者の期待を裏切らない

ことが第一だと思っています。その他のことはすべて二次的(Everything else is secondary.)。商売の黄金律は「信用」。


こんな Tweet がありましたが、そのとおりだと思います。安心して顧客の元に送り込める通訳者を見つけたらエージェントは放っておきません。通訳者が言語による問題を解決してくれたら、顧客は次回もその人を求めます。

ここ1年くらいで、エージェントに面接に行ったり、社内通訳採用面接行ったり、営業したり、人脈づくりに励んだり通訳で稼ぐ方法を色々研究したが、結局何よりも大切なのは初見の通訳力という結果に落ち着きそうです。

— TARO (@taro0829) 2017年4月29日

 

良い姿勢で歩きたくなる天気。

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2017-05-02 南アジア料理部--パキスタン編

パキスタン料理を看板にしている店が少しずつ増えています。

本場は富山県射水市埼玉県八潮市パキスタン料理愛好者には「イミズスタン」「ヤシオスタン」と呼ばれているとか。

日本でいう「カレー」もあるのですが、香辛料の配合がインド各地のものとはまた少し違うようで、独特の香りがします。あと、ナンやロティ(全粒粉の発酵させないパン)を載せる編んだ器がまん丸なのが特徴かも(インド料理店ではステンレスの大皿や四角いバスケットが多いですね)。

羊や鶏を実においしく調理します。カレーと白米とを層状に鍋に入れて蒸した名物料理「ビリヤニ」もいいですね。

 

大田区南蒲田の「ザイカ」(最寄駅 糀谷)でマトンコルマ(ヨーグルト等を使ったリッチなカレー)。ナンの皿といいカレーの油の浮き具合といい、パキスタン色がたっぷり。アルコール飲料は置いていませんし、持ち込みもできないようです。

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2017-05-01 高地トレーニングあるいは鉄げた

内容の把握が難しい逐次を経験したことがあります。一区切りが長いこともあってなかなか苦しかった記憶が…。

興味深いことにその翌日に The Economist を目で追って再現する「読みリプロダクション」をしたところ、記憶できる分量が確実に増えています。

高地で長距離走の訓練をすると心肺機能が強化されて平地での結果が伸びるといいます。鉄のげたで歩いたあとに運動靴にすれば足に羽が生えた気分で歩けます。

時期をみて、ある程度の強制力で「背伸び」することが必要なのかもしれません。

 


あっという間に緑が…。

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2017-04-30 一点突破

通訳や通訳学習の経験が皆無の状態から5年で通訳学校の通訳養成課程で講師をするようになりました。もっと短い時間だった方もいるでしょうし、もっと時間がかかった方もいるでしょう。

学習を始めたときに50歳10か月だった年齢を考えると比較的短い時間ではなかったかと思います。


最初の2年は通訳実務の経験を積もうと思わず、学校での通訳訓練に集中したことが私にとっては良かったようです。こんなことを考えていました。
「報酬を受けて通訳するのだから、現場は学校よりずっと大変なはずだ」
「医療でも法律でも、業務は学校の授業よりはるかに高度だ」
「それならまず第一に通訳学校で最上位のクラスを修了する必要があるだろう」
「仕事はその後だ」


実際にはこの考えには正しい面と一部足りない面とがあることがわかります。インタースクールの会議通訳本科を1→2→3と進んだところでインターグループの通訳者登録会に誘われ、登録して実務を経験することになりました。

・2013-11 登録
・2014-03 初の通訳業務
・2014-04 会議通訳プロ速成科(専属通訳養成科の前身)開始
・2014-08 長期にわたる技術施工通訳の開始(断続的に 2016 年まで)
・2015-03 会議通訳プロ速成科修了

プロ速成科と技術施工通訳との両立では苦労もしましたが、通訳実務で気づいた課題を授業という安全な環境で試行錯誤しつつ検討できたのは非常に良かったと思います。

学校に行っている間は学校だけにしよう、というのも大切ですが、最上級あたりになるとそれだけでは情報・刺激が少し足りないのかもしれません。現場に出ることで2方向の作用が起こるように思います。

  1. 教室では感じにくい通訳の重要さを思い知る
    ・顧客が目の前にいて訳出を待っている
    ・訳出が直ちに顧客の意思判断に使われる
    ・その場の位置づけ・流れを意識しないと訳が通じにくい
  2. 教室で学ぶことの重要性を現場で思い知る
    ・正確に、明瞭に、簡明に訳出する重要性
    ・十分な声量で素早く訳を開始し、不必要な発声を排除する重要性

こうして現場で気づいた課題を教室で解決し、教室で練習した成果を現場で試すことができました。


周囲を見てみると通訳学校の最上級に進んだあたりから仕事に出る(派遣社員として社内通訳者で)ことが多いようですね。同一企業で一定期間通訳をすると復習効果があってとても良いように思います。

 


2011年 静岡

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2017-04-29 初めてのこと

いままで通訳の現場に出るとき、他の通訳者はすべて私よりも経験の長い人たちでした。それも年数が数倍という単位で。

それがどうしたことでしょう。先日は私の後に仕事を始めた人といっしょになりました。やはり3年も仕事をしているとこういうこともあるのですね。

業務が終わった後に時間をかけて一緒に反省会をしました。同じ通訳学校で面識がある仲間だと気楽に声をかけられていいですね。

私よりも年齢ははるかに下の通訳者ですが、顧客の前・仕事の上では同列です。世に出たばかりの私と共に現場に出てくれた通訳者の気持ちが少しはわかる気がしました。

後生畏るべし、という通訳者がどんどん生まれてくるのは良いことです。


新橋駅・虎ノ門駅からインタースクールに歩く途中にある南インド料理店「ナンディニ虎ノ門店」。おだやかな料理が特色です。今回は魚のカレーに長粒種米。この店はチャイがとてもおいしい。

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2017-04-25 追われる同時通訳

発話数の多い会議でひたすら同時通訳をすると途中で集中力が途切れかけます。終わったらなんだか頭の芯がじんわりします。訳を聞かされる顧客も大変だろうと思いつつ…。

 


たまには空に浮かんで仕事。ビルの床や壁が透明だったら怖いだろーなー。

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ネパールのそば粉パンケーキ phapar roti(ファーパルロティ)定食です。黙っていてもおかわりが出てきます。

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